2012年7月1日

教える過程で自分が学んでいく、自分の再発見につながりました。(インタビュー:いちぞうさん)

今回インタビューするのはココナラで男女問わず人気のある
ココナラを積極的に楽しんでいるいちぞうさん、話している間にもどんどんアイデアを出してくれました。

出品者の方必読です!





いちぞうさんは実は今年の5月までココナラチームの入居していたコワーキングスペースで隣で働いていたのですが、いつでも笑顔で挨拶してくれる、一緒にいるだけでこちらが楽しくなるようなナイスガイです。


いちぞうさんプロフィール




−まずは簡単にココナラで出しているプロフィール以外の自己紹介をお願いします。

「趣味はテニスとレコードを買うことです。渋谷のレコードショップでジャズとヒップホップを月に数枚〜10枚くらい買います。


あと、海外のビジネススクールに出願しているので下見とかでよくAirBnBというサービスを使って海外に行きます。その留学のために英語の勉強をしています。

誰かになにかに誘われたら行きたくなるので、楽しいことはどんどん参加しようと思っています。」




組織の名前じゃなく、自分ののれんでお金もらうことをやってみたいと思いました



−それではココナラに出品したきっかけを教えてください。


「誰しも自分ののれんでお金をもらうことをやってみたいと思うんですよね。組織の名前を使ってじゃなく、かといって二足のわらじを履くまででもなく、ウェブサービスを使ってでちょろっとそれをお試し出来るのはいいことだなぁと思って。

 自分の持っているスキルを誰かに無償で提供することは多々あると思うんですけど、無料だと買う側も売る側も緊張感が無いですよね。


他の人が自分の持っているものにどれくらい価値を感じてくれるか興味があったんです。100円でも500円でもお金を出してくれるってことは、やっていることに対してどれくらい価値があるかお互いが対価を意識することだから。」


−なぜそのサービスを出品しようと思ったんですか?

「ココナラで自分のどういうスキルが売れるかなと考えた時、メールとか電話とかで友達に聞かれることがネット上で流通可能なスキルだと思ったんです。


僕は昔から色んなパーティの幹事をやることが多いので、機材の入手方法などを聞かれることが多いんです、あと英語のスコアアップ法も聞かれる。


それから、以前にAirBnBというサービスについてBlogに書いたらすごくみんなから反響があったので、それも一定の需要があるんじゃないかと思って出品しました。」




誰か助けられるのはプリミティブな喜び。教える過程で自分が学んでいく、自分の再発見につながりました。


−出品してからどんなことがありましたか?

「最初は自分の知ってる範囲だけでぱぱっと答えられるなと思ってたんですけど、実際に購入されたら意外と回答の満足度をあげるために努力している自分に気づきました。


色々調べちゃったりして。教えることは最大の学びだっていうじゃないですか。そういうのはすごいありました。


同時に買う側の気持ちも知りたくなったんです。他の人がどういう回答をしているのか知りたかった。それで買ったサービスがすごいよかったんです。添付PDFクオリティが高かった。


なので、これから僕の回答もブラッシュアップして行くと思います。みなさんも売る側買う側両方経験したほうがいいと思います。

僕にとってココナラはオークションサイトみたいです。取引ってそれだけで楽しいじゃないですか。自分のもの売るときにリサイクルショップにもっていけば楽なのに、わざわざめんどくさいことをしてサイトに出品して。
でも、その後やり取りの中で、アクセスありがとうございますとか、最初ぶっきらぼうな人でも最後に御礼をくれたりとか、ずっと探していたのでうれしいですとか、コミュニケーションがあるんです。


知らない人と取引するのは楽しいです。みんなもっとやったほうがいいと思うんです。」




You are what you sell !


−サービスを提供する時に心がけていることはなんですか

「気をつけているのはミスマッチを防ぐことと、出品のバランスです。

回答をする時に購入者の方が聞きたいことが曖昧でどう返せばいいかわからないことがあります。それは出品者側がもっと意識しないといけないと思うんです。


自分が提供出来ること出来ないことを明確にすることと、出品者側が回答しやすいフォーマットを用意してあげることが結局お互いの満足度を上げるんじゃないかな。


英語のサービスも途中で、こういう目的で点を上げたいこれくらいのレベルの人ならアドバイス出来ますよと書き換えました。ミスマッチを防ぐ工夫が必要だと思います。

あと、出品のバランスに気をつけています。僕の場合は3つ出しています。"You are what you sell"って言う感じで。


あるものをオークションサイトで買おうとするとき、同じ物出品している人は何百人もいます。そういう時にその人の評価を見てもいいけど、僕はその人が他に出品しているものを見たりする。


ケーブルも売ってるし、ベビーカーも売ってるしとなると、この人多分結婚して赤ちゃんが生まれて奥さんにいらないもの捨てなさいって言われた人なんだなとか想像できるじゃないですか。


その人が何を出品しているかはものすごく大切な情報。この人は何を提供出来ますというのが一個だけより、複数合った方が購入率上がるだろうなと思ってます。


評価よりも出品のバランスが初期の頃は大事なんじゃないかと。評価って悪くなりようがないから差別化ができない。」




自分のノウハウを必要としてくれる人がいるのは無条件にうれしい。その過程で自分が学んでいく、自分の再発見につながった。



−出品してうれしいことはありましたか

「純粋に買われることはうれしいです。自分のノウハウを必要としてくれる人がいるのは無条件にうれしい。誰か助けられるのはプリミティブな喜び。


その過程で自分が学んでいく、自分の再発見につながった。やってみたら自分教えられるなと、結構体系だって説明出来て。アウトプットしながらインプットになるという、いいラーニングスパイラルが生まれる気がしました。」




記憶に残る出品者でありたい



−今後どうされたいですか

「回答の幅を広げたいです。サプライズのある回答をしたいです。画像、テキストと色んな要素を使って、こんな風に回答されたの初めて!、みたいなのをやってみたい。記憶に残る出品者でありたいなと思って。

出品時の、事前質問みたいなのを含めてトータルエクスペリエンスを考えなくちゃいけないと思うんですけど。」




アウトプットしだすと人生どんどん楽しくなる



−みなさんに一言

「やっぱりアウトプットしだすと人生どんどん楽しくなると思うので何か一つ出品してみましょう!

この1年間に誰か友達でも家族でも聞かれたこと頼まれたことを思い出して、それがどんなにくだらないことでもいいので、家の収納術でもいいし、一度旅行に行ったことでもいいし、自分があまり努力もしないで相手によろこばれたことを思い出してみましょう。


それを出品してみると人生楽しくなりますよ!

 努力すれば何かはできるじゃないですか、頑張って調べて、頑張って考えてアイデア出して、どうですかと出して、まあまあじゃんって言われる、そんなんじゃないじゃないですか。

 あと、僕が提供しているサービスはニッチな分野が多いですが、この分野では確実に経験があると思うのでぜひ頼って下さい!」


(後記)「努力しないで相手に喜ばれたこと」という言葉が刺さりました。

私も自分ではないものを目指しがちですが、ふと自分も楽しく周りの人も笑顔の時って一番いいエネルギーを発揮出来ていたかもしれない。

人の価値って自分では見つけにくいけど、元々その人の中にあるものなのかもしれないなぁと思いました。

ずっと笑顔で楽しいインタビューでした!





いちぞうさんがココナラに出品しているサービスはこちら☆







あなたもココナラで出品してみませんか♪





(by 谷口)