さて、今回のインタビューはココナラでトップクラスの人気を誇る「今のあなたにしっくりくる本を選りすぐって、ご紹介します。」と「TOEIC900点超えの道しるべ」を出品されているMondayさんです。
お話を聞く中で、だからみなさんに喜ばれるサービスを提供出来るんだなぁと思う場面が何度もありました。人気サービスの出品に至る経緯や人気の秘密にせまります。
Mondayさんプロフィール
今回は、ココナラ運営者として現在圧倒的な人気を誇るサービスはどのように生まれたのか?そのノウハウを聞かせていただき他の出品者の方に共有したいという思いがありました。
なので私は一段と興味津々でお話を伺うことに。
−まずは簡単にココナラで出しているプロフィール以外の自己紹介をお願いします。
「社会人12年目の30代男性です。大学(経済学部)を卒業してベンチャー企業を何社か経て現在独立準備中です。
趣味は読書で、年間500冊は読んでいます。1日1冊以上は読んでいます。ビジネス書専門書を含めるともっと読んでいます。中学生くらいから本が好きで、最初は推理小説が好きでした。そのころは本の世界、非日常を楽しんでいました。
作家では村上春樹が好きです。物語は謎が残ることも多いけど、読み手を次へ次へと誘い込むリズム、文体やリズム感が好きです。」
自分の本の知識はどれくらい受け入れられるのか知りたかった。
−ココナラに出品したきっかけを教えて下さい
「手軽に出品できるサービスだったということと、せっかくだから自分の本の知識はどれくらい受け入れられるのか知りたかったんです。腕試しみたいな。
非公開の環境で1対1で本のおすすめをするサービスは今までないと思いました。知らない人に紹介するってどんな感じだろうと興味がありました。」
−出品するのになにか不安はありましたか?
「そもそも注文が入るか不安でした。注文が来てから期待に応えられるかが不安だった。せっかく出品するなら購入して欲しい、購入していただくからには期待に応えたいと思います。」
本という共通の話題で色んな人とコミュニケーションできる、日常とは離れたテーマでやりとり出来るのが楽しいです。
−サービスを出品されてよかったこと、うれしかったことはありましたか
「注文があったことはうれしいです。あと本というテーマで話ができることがうれしい。自分の出品している本の紹介を選んでくれてありがとうという気持ちです。
今の所前向きでポジティブな反応とやりとりが出来ていると思います。」
—ココナラで価値を感じていることはなんですか
「本というテーマがあるので、それを共通の話題として色んな人とやり取りできるところです。
非公開のやりとりということと、お金をもらうことで責任が生じるし、購入者の方も真剣なので、きちんと、それなりのコミュニケーションができる。日常とは離れたテーマでできることが楽しいです。」
「自分のちょっとした経験や価値を、パーソナルなやり取りで楽しめる。見られる数はBlogやAmazonに書いた書評のほうが多くなるが、相手がどんな人がわかってやりとりができるものって実はないんですよね。」
−苦労されたことはありますか
「どれくらいのレベルの物を求められているかを把握するのは難しい。例えば、すごい読書家の方でニッチな本、自分の読んでいない本をが好きだった場合は、自分で少し読んでみます。ある程度、裏の作業があります。500円以上の働きはしていると思います。」
即レスと人間味のある、検索できない回答をし続けることで、500円以上の価値を提供しつつこちらも楽しめればいいなと思っています。
−Mondayさんのサービスすごく人気ですよね
「ここまで人気になるとは自分でも思っていませんでした(笑)。好評なのは大変光栄です。ただまだ始まったばかりなので、もう少し様子を見ながらという意識はあります。
ある程度初期に出品したことと、最初の購入者に即レスをしたことがよかったのかな。基本的には当日もしくは次の日の朝までに返しているから、満足の評価をもらっているのかもしれません。
ただのオススメだと、ネットショップで買うんだったら関心のある単語で検索すればいいけど、小説だと、こんなニュアンス、イメージで探すのはなかなか手間がかかる。
その方の読書歴や好きな本を聞くことで、機械的なレコメンドよりは人的なレスポンスができてるんじゃないかなと。そこに需要があるのかもしれないです。
価格も文庫一冊ぶんの価格なので、ある意味時間の節約だったり、やりとり自体を楽しんでいただいているのかなと思います。」
—なるほど、それではサービス提供の際に心がけていることを教えていただけますか
「気をつけていることは、素早い返答と、購入者が購入する時に回答内容のイメージが描けているようなサービスの書き方になっているかどうかです。
どういう質問をしていいか、何をどういう風に出したらどういう風に返ってくるのかわからないと質問しにくいと思うので。購入者の立場になったときにどういうサービスがいいかなと想像します。」
「タイトルを見て何が出来るのかわかるようにしています。また、最初の返答で、そりゃそうだとか、くすっと思われるような小ネタを出しています。
回答では、ちゃんと、あなたに対して返していますというところを、個別に承認、同意という対応をしています。それぞれの内容に、向こうの反応をみて、また推薦する本にもそれぞれのオススメコメントをつけています。」
—今後どうされたいですか
「他にどれくらいおなじようなサービスが出て来るか、その中で生き残ることが出来るかどうか気になります。方針としては即レスと人間味のある、検索できない回答をし続けることで、500円以上の価値を提供しつつこちらも楽しめればいいなと思っています。」
自分の好きなことや得意なことを売りにしてやりとりが出来ると、会社では経験できない個人を買ってもらえる自己肯定感を得られます。
—ココナラで出品を考えている人に一言
「自分の好きなことや得意なことを売りにしてやりとりが出来ると、会社では経験できない個人を買ってもらえる自己肯定感を得られます。ココナラは割と負担なく出品することが出来て、会社では得られない高揚感を得られるサービスです。」
—ありがとうございます。それでは最後に一言お願いします。
「出品者として、ユーザーが増えて、活発なプラットフォームになればいいなと思っています。その中で自分の商品が選んでもらえたらそれにまさる喜びはありません。」
(後記)
Mondayさんは本当に良く購入者の方のことを考えてサービスを提供していることがよくわかる1時間でした。
自分の趣味を超えて、人から価値のあるものにしようという姿勢が印象的で、ココナラ運営者としても学ぶことが多かったです。
今後の展開がとても楽しみです!
Mondayさんがココナラに出品しているサービスはこちら☆
あなたもココナラで出品してみませんか♪
(by 谷口)